« 色褪せない建物 | トップページ | 久しぶりの函館 »

2023年3月12日 (日)

子育て支援は住まいから!

部屋探しを手伝っていて一言。
交通便の良い所に、子育て家族向けのアパートが無い!です。
そこで、以前設計したアパート2件のご紹介です。
反省しています!
A004

築30年を超える総戸数108戸の共同住宅です。
駐車場面積の緩和を含めて容積率限度まで建てた単身者から新婚向けの建物でした。
当初から予定していた容積緩和で1階駐車場にデイサービスが入居し、その後の社会的ニーズの変化で建物全体が老人向けの住まいとして機能しています。
総戸数は煩悩の数を意図したわけではありませんよ!

A005

もう一軒は同じころ設計したバブリーな共同住宅です。渋谷スペイン坂にお店を持つオーナーの要望で大理石の床等、思いっきりスタイリッシュに作った共同住宅です。

未だに空室無しの状態です。

日々、ギリギリまで機能を詰め込む設計をしていますが、社会インフラとして変化に対応するには余白も必要なのでしょうね。

子育て向けの2LDKは採算合わないんですよね。

子育て支援は住まいから!

|

« 色褪せない建物 | トップページ | 久しぶりの函館 »

デザインの現場から」カテゴリの記事