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2014年11月19日 (水)

深川市の木村きよし歯科、登り易い階段の寸法。

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深川市の木村きよし歯科の階段の造作が始まりました。

階段は、建築にとって、とても大切な空間です。

特に今回は家族の生活する住空間が、2階なので登り易い快適な階段が必要です。

蹴上げ(19.2cm)*2+踏み面(23.0cm)=61.4cm 有効幅約1m。

スペースの都合上、一般的な箱階段ですが、写真では判らない仕掛けがあります。

こう御期待。

階段の寸法についてはご好評いただいた登り易い階段を再掲載いたしました。

住宅の階段は、蹴上げ(ケアゲ)23cm以下、踏み面(フミヅラ)15cm以上と法律で定められています。

しかし、この数値の階段はかなり急な階段に成ってしまいます。

傾斜は緩いほど登りやすく思われますが、その他に蹴上げと踏み面の関係がとても重要です。

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登り易い階段は、蹴上げの2倍+踏み面=60cmと言われています。

数値が、小さいと小股で歩く感じで、大きいと大股で歩く感じになります。

例えば住宅の場合、蹴上げ19cmX2+踏み面22cm=60cmと成ります。

オフィスビルの共用階段は、蹴上げ18cmX2+踏み面25cm=61cm程度。

公共の緩い階段だと、蹴上げ15cmX2+踏み面30cm=60cmが多いです。

私は、最近の日本人の体格の変化から60~62cm程度で設計しています。

勿論、登り易いと感じる感覚には個人差があります。

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